「Fico d’India」  
イタリアでインドのイチジクと呼ばれるこの果物。
本当はイチジクではなく、サボテンの実。
この夏、南イタリアのプーリアに行った時に出会いました。
プーリアの語源が「乾いた土地」というだけあって、
そこらじゅうに道草のように、サボテンが生えていました。
大きく根付いたサボテンのその先に、
似つかわしくないこの小さな実が、
手のような平たい葉から、
こちらに差し出すかのように生っていました。
熟れたスイカのような食感と、まさにイチジクのような甘味。
いろいろな土地をめぐって、沢山の素敵な人達と出会い、
同じ時間を共有できたこの夏を、
これから毎夏、このサボテンの実が思い出させてくれると思います。